日本の地域福祉では、「つながり」づくりや「つなぎ支援」という要素が重要視されています。「つながり」は、「関係性の集合」(Kadushin,
2012=2015)を意味する「ネットワーク」概念に関連しています。地域福祉におけるネットワーク研究は、ソーシャルサポート・ネットワークを中心に1980年代後半から90年代に多くの議論がなされました。その後ソーシャル・キャピタル概念の検討などをふまえて今日に至っています。
しかし、つながり・つなぎという要素の今日的な重要性を考えると、ネットワークはより多角的に、深く検討されるべきではないかと考えられます。そこで実践における理論の活用について議論する場としてこの研究会を設けました。
このテーマにご関心をお持ちの方の参加をお待ちしています。
対象
この研究会の主題に関心のある研究者等
(参加資格)
・「地域福祉におけるソーシャルネットワーク理論の活用」について学術的な関心を持っていること
・当日の課題文献を事前に読んでいること
日時
第2土曜日 10:00~12:00
※現在、流動的になっています。
方法
読書会及び研究発表会等
参加費
無料
参加方法
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